きょうはみんなでくまがりだ
We're going on a bear hunt. 今日はみんなでくまがりだ
We're going to catch a big one. つかまえるのはでかいやつ
What a beautiful day! 空はすっかり晴れてるし!
We're not scared. 怖くなんかあるもんか
この詩が軽快なリズムで繰り返される絵本「きょうはみんなでクマがりだ」
もとはイギリスの子どもたちの遊び歌だったそうで、自然と英語を口ずさみたくなる♪
草原、川、ぬかるみ、森、吹雪、洞窟を通り抜け、たくさんの冒険の先に待っていたのは…?
さいごまで、ハラハラ、ドキドキなお話です。
でも…
最初は「クマがり!?」と思いませんでしたか?
熊を狩るの!?と…
そんな疑問をもっていたある日、タイトルに惹かれ出会った一冊。
「こうしてイギリスから熊がいなくなりました」
~これは、イギリスで絶滅してしまった熊に捧げる、大人のための寓話です~
不思議な世界観で描かれている空想のお話だけど、イギリスの熊の歴史や社会問題も垣間見え、深く、余韻が残る作品でした。
あとがきによると、11世紀にイギリスの野生の熊は乱獲により絶滅してしまったそうです。
絵本の世界をめいいっぱい楽しんで。
それだけでじゅうぶん。
でもいつかこの本を見つけて、読んで、何か感じてくれる子もいるかもしれないから…
そっとこの本も本棚にいれておきます…
0コメント